この記事は2026年10月5日時点の公式情報(中小企業庁・中小企業基盤整備機構・海南市・海南商工会議所)に基づきます。
「海南市の工場で機械を1台入れ替えたい。見積は取った。でも1,000万円の投資に、まだ判子を押せていない」——そんな状態のまま、見積書が机の上で数か月眠っていませんか。
そしておそらく、本当に足を止めているのは資金そのものではありません。「ものづくり補助金」で検索しても、今年どの公募に出せばいいのかが分からない——ここで止まっている和歌山県海南市の事業者が多いのです。
その感覚は正しいものです。実は令和8年度(2026年度)から「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」という新しい補助金の公募が始まりました。公式サイトには、これは「中小企業新事業進出補助金」や「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」とは異なる補助金であると明記されています。古い記事を読んでいる限り、今の締切にはたどり着けません。
誰が:海南市内で事業を営む中小企業者・小規模事業者(製造業に限らずサービス業・小売業も対象枠あり)
いくら:革新的新製品・サービス枠で従業員規模別に750万円〜2,500万円(賃上げ特例で最大3,500万円)、新事業進出枠・グローバル枠は最大7,000万円(同9,000万円)
いつまで・どこへ:第1回公募は申請受付開始が令和8年9月30日(水)18時、応募締切が令和8年10月30日(金)18時00分厳守。申請は国の電子申請システム(GビズIDプライム必須)へ。相談は海南商工会議所・海南市産業振興課へ
この記事では、海南市の事業者が今日判断できるように、①令和8年度の制度がどう変わったか ②対象者と対象経費 ③補助率・上限額 ④締切と申請の流れ ⑤海南市だけで使える設備投資補助金 ⑥市内の相談窓口、をすべて公式の原文ベースで整理します。最後に、国の補助金に落ちた場合でも使える「海南市独自・上限300万円」の設備投資補助金まで触れます。
結論:海南市の事業者が今出せる「ものづくり補助金」は第1回公募(10月30日締切)
令和8年度に新しく公募が始まり、海南市の事業者が今応募できるのは「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」の第1回公募です。
従来の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」は、第23次締切(公募開始 令和8年2月6日、申請受付 令和8年4月3日17時〜5月8日17時、採択発表 令和8年8月7日)が最新で、本記事作成時点で第24次以降の公募は公表されていません。ただし新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の公式サイトは、同補助金が「中小企業新事業進出補助金」および「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」とは異なる補助金であると明記しています。旧制度がそのまま移行したわけではないため、要件は新制度の公募要領で読み直す必要があります。
| 制度名 | 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(通称:ものづくり補助金/新事業進出補助金) |
|---|---|
| 実施主体 | 独立行政法人中小企業基盤整備機構(全国中小企業団体中央会を主幹事者とするコンソーシアムに委託して実施) |
| 対象者 | 中小企業者・小規模企業者等で、日本国内に本社および補助事業実施場所を有する者(海南市内の事業者も対象。全国公募) |
| 補助率・上限 | 補助率1/2または2/3。上限は枠と従業員数で750万円〜7,000万円(賃上げ特例で最大9,000万円)。補助下限額は革新的新製品・サービス枠100万円、新事業進出枠・グローバル枠750万円 |
| 申請期間 | 公募開始 令和8年6月29日(月)/申請受付開始 令和8年9月30日(水)18時/応募締切 令和8年10月30日(金)18時00分厳守/採択結果発表 令和9年1月頃(予定)(第1回公募) |
| 窓口 | 申請=国の電子申請システム。地元相談=海南商工会議所(073-482-4363)、海南市まちづくり部産業振興課商工観光班(073-483-8460) |
| 公式URL | 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 公式サイト |
※上記は第1回公募の情報です。第2回以降の日程は本記事作成時点で公表されていません。

令和8年度の変更点:「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」が新設された
名称が似ているだけで、枠組みと上限額は旧制度とは別に組まれています。
新制度は、1つの補助金の中に3つの枠が並ぶ構造になっています。中小企業基盤整備機構の公式サイトでは、次の3枠が示されています。
- 革新的新製品・サービス枠:技術的に革新性のある新製品・新サービスの開発が対象。公式サイトは、既存の製品・サービスの生産等のプロセスについて改善・向上を図る事業は補助対象外であり、単に機械装置・システム等を導入するにとどまり新製品・新サービスの開発を伴わないものは補助対象事業に該当しないと明記しています
- 新事業進出枠:既存事業とは異なる、新市場・高付加価値事業への進出
- グローバル枠:海外市場開拓に向けた国内輸出体制の強化など
海南市は家庭用品・漆器(黒江)・化学工業・金属加工といった製造業の集積がある地域です。自社の技術力を活かした新製品・新サービスの開発に踏み出すなら革新的新製品・サービス枠、既存事業とは異なる新市場・高付加価値事業へ進出するなら新事業進出枠、輸出に向けて国内の製造等拠点を強化するならグローバル枠、というのが大きな切り分けになります。既存ラインの生産性改善だけを目的とした設備更新は、いずれの枠でも補助対象になりません。
どの枠に当たるか、どの枠なら審査で評価されるかは事業計画の内容で変わります。「製造業だから自動的にこの枠」ではありません。枠の選択は公募要領を読み、認定経営革新等支援機関(海南商工会議所など)に相談してから決めてください。
対象者と対象経費:海南市の事業者が押さえる範囲
対象は中小企業者・小規模企業者等で、対象経費は機械装置にとどまらず広く設定されています。
対象経費(公式に示されている項目)
公式サイトでは、革新的新製品・サービス枠の補助対象経費として機械装置・システム構築費、運搬費、技術導入費、知的財産権等関連経費、外注費、専門家経費、クラウドサービス利用費、原材料費、広告宣伝・販売促進費が挙げられています。機械装置・システム構築費の計上は必須です。なお建物費は新事業進出枠・グローバル枠のみ、海外旅費・通訳翻訳費はグローバル枠のみが対象です。
つまり機械を入れるだけでなく、その製品を売るための広告宣伝・販売促進費や、業務システム構築費も対象経費に含まれ得るという点が重要です。設備だけで計画を組むより、「作る→売る」までを一体で描いたほうが事業計画としても筋が通ります。
ただし、枠ごとに計上できる経費や上限の扱いが異なる場合があります。自社の見積のどこまでが対象になるかは、必ず第1回公募の公募要領(公式サイトの資料ダウンロードページ)で確認してください。
基本要件(全枠共通の考え方)
公式サイトに示されている基本要件は次の6点です。
- 付加価値額要件:補助事業終了後3〜5年の事業計画期間において、付加価値額の年平均成長率を4.0%以上増加させること
- 賃上げ要件:一人当たり給与支給総額の年平均成長率を3.5%以上増加させること(目標値未達の場合、補助金返還義務あり)
- 事業場内最賃水準要件:事業計画期間において毎年、事業場内最低賃金が補助事業実施場所の都道府県の地域別最低賃金より30円以上高い水準であること(目標値未達の場合、補助金返還義務あり)
- ワークライフバランス要件:次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を策定し、「両立支援のひろば」で公表していること
- 子育て等に関する職場環境整備に向けた取り組み要件:「子育て等に関する職場環境整備」に向けた取り組みを行うこと
- 金融機関要件:補助事業の実施にあたって金融機関等から資金提供を受ける場合は、資金提供元の金融機関等から事業計画の確認を受けていること
和歌山県の地域別最低賃金は令和8年度改定で1,101円(令和8年10月3日発効)です。したがって和歌山県内で補助事業を行う場合、事業場内最賃水準要件の基準は時間額1,131円以上になります(最低賃金は毎年改定されるため、最新額は厚生労働省・和歌山労働局の公表値でご確認ください)。これらの要件は「達成できたらよい」ではなく、計画段階で満たすことを前提に申請する要件です。さらに賃上げ要件・事業場内最賃水準要件については、目標未達の場合に補助金の一部または全額の返還義務が生じる場合があると公式サイトに明記されています。
補助率・上限額(枠別の早見表)
上限額は「枠」と「従業員数」の組み合わせで決まります。
| 枠 | 補助率 | 従業員数ごとの上限(括弧内=賃上げ特例適用時) | 補助下限額 |
|---|---|---|---|
| 革新的新製品・サービス枠 | 中小企業者1/2(2/3)、小規模企業・小規模事業者・再生事業者2/3 | 1〜5人:750万円(850万円)/6〜20人:1,000万円(1,250万円)/21〜50人:1,500万円(2,500万円)/51人以上:2,500万円(3,500万円) | 100万円 |
| 新事業進出枠 | 中小企業者(小規模企業・小規模事業者、再生事業者を含む)1/2(2/3) | 1〜20人:2,500万円(3,000万円)/21〜50人:4,000万円(5,000万円)/51〜100人:5,500万円(7,000万円)/101人以上:7,000万円(9,000万円) | 750万円 |
| グローバル枠 | 中小企業者(小規模企業・小規模事業者、再生事業者を含む)2/3 | 新事業進出枠と同じ区分・同額 | 750万円 |
※補助率欄の括弧内は、地域別最低賃金引上げ特例の適用による引上げ後の補助率です。
海南市の事業者は小規模事業者・従業員20人以下の割合が高いため、現実的なレンジは革新的新製品・サービス枠で補助率2/3・上限750万〜1,000万円になるケースが多くなります。1,125万円の設備投資に対して2/3で750万円、というイメージです。
なお、中小企業者の補助率が1/2から2/3に引き上がるのは地域別最低賃金引上げ特例の適用を受ける場合です。公募要領によると、同特例は「2024年10月から2025年9月までの間で、当該期間における地域別最低賃金以上〜2025年度改定の地域別最低賃金未満で雇用している従業員が全従業員の30%以上である月が3か月以上あること」が要件で、革新的新製品・サービス枠で申請する小規模企業者・小規模事業者・再生事業者およびグローバル枠の申請者はすでに補助率が2/3のため適用できません。自社がどちらの補助率で計算できるかは公募要領の該当箇所で確認してください。補助率を取り違えると自己負担額の見込みが数百万円ずれます。

申請の流れと締切:10月30日18時に向けた逆算
結論として、残りの期間で最優先すべきはGビズIDプライムの取得と事業計画の骨組みです。
- GビズIDプライムアカウントを取得する:電子申請の前提です。公募要領によると発行には1週間程度を要し、取得手続きの遅れによる申請期限の延長は一切認められません。まだ持っていない場合は最優先で着手してください
- 公募要領を読み、枠を決める:公式サイトの資料ダウンロードページから第1回公募要領を入手します
- 事業計画を作る:付加価値額年平均成長率4.0%以上、給与支給総額年平均成長率3.5%以上を織り込んだ数値計画が核になります
- 見積・相見積を揃える:機械装置やシステムの見積は、取得に時間がかかる書類です
- 一般事業主行動計画の策定・公表/社内手続き:申請には次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画の策定・公表が必要です。「両立支援のひろば」での公表手続きには日数がかかるため、早めに着手してください
- 電子申請システムから応募する:応募締切は令和8年10月30日(金)18時00分厳守。締切後の受付はありません
公式のお知らせでは、令和8年9月30日に事業者向けポータルサイト(電子申請システム)、操作マニュアル、応募申請画面インポート用フォーマット、経営戦略に基づく補助事業計画の考え方などが公開されています。インポート用フォーマットを先にダウンロードして埋めていくのが、締切直前の事故を避ける現実的な進め方です。
第1回公募は、公募開始が令和8年6月29日(月)、申請受付の開始が令和8年9月30日(水)18時、応募締切が令和8年10月30日(金)18時です。当初案内されていた受付開始日(8月31日)と応募締切日(9月30日)は公式サイトの公募スケジュールで取り消し線付きに改められています。古い日付で逆算すると日程を読み違えるため、最新の日程は必ず公式サイトの公募スケジュールと第1回公募要領(1.3版・令和8年9月)で確認してください。
海南市独自の支援:上限300万円の設備投資補助金と固定資産税の特例
国の補助金と別に、海南市は市内事業者向けの独自制度を用意しています。採択を待たずに動ける選択肢です。
海南市中小企業設備投資促進事業補助金
地場産業の活性化と生産性向上による経営基盤の安定化を目的に、市内で製造業を営む事業者が新たな設備(機械及び装置、金型)を取得する際、経費の一部を補助する制度です。
| 制度名 | 海南市中小企業設備投資促進事業補助金 |
|---|---|
| 実施主体 | 海南市 |
| 対象者 | 資本金の額または出資の総額が2千万円以下の事業者で、市内に本店を有し、市内で3年以上継続して事業を営んでいること(個人事業主は3年以上住所を有すること)/市税(国保税を除く)の滞納がないこと |
| 補助率・上限 | 補助対象経費の10分の1以内、1事業者あたり300万円(1年度ごと)※グループ会社はグループ全体で300万円以内 |
| 計画書の提出期間 | 令和8年4月1日(水曜日)〜令和8年12月28日(月曜日)※予算がなくなり次第終了 |
| 窓口 | 海南市役所5階 産業振興課(まちづくり部産業振興課商工観光班/073-483-8460) |
| 公式URL | 海南市中小企業設備投資促進事業補助金の募集(海南市) |
補助率は10分の1以内なので「国の補助金の代わり」にはなりませんが、予算がなくなり次第終了という先着性のある制度です。令和8年度の予算残額は公表されていないため、設備取得の予定があるなら海南市産業振興課に残額を確認しておく価値があります。なお海南市のページには「設備導入後の申請は対象になりません。必ず設備を導入する前にご相談ください」と明記されており、計画書の提出も設備更新・新規取得の前に行う必要があります。対象設備は直接製造業の用に供する機械・装置および金型で、中古品、リース契約に基づくもの、複数の事業者で共同所有するものは対象外です。また、市が実施する中小企業診断士による事前審査の結果に基づいて認否が判断されます。
先端設備等導入計画(固定資産税の特例)
海南市は中小企業等経営強化法に基づく先端設備等導入計画の認定も行っています。労働生産性を年平均3%以上向上させる計画で、対象設備(機械装置160万円以上など)を令和9年3月31日までに新規取得した場合、固定資産税の課税標準が軽減されます。
- 1.5%以上の賃上げ方針を表明:3年間、固定資産税が1/2に減額
- 3%以上の賃上げ方針を表明:5年間、固定資産税が1/4に軽減
申請には認定経営革新等支援機関の確認を受けた確認書が必要で、書類は海南市産業振興課へ郵送または持参します。市から先端設備等導入計画の認定を受ける前に対象の先端設備を取得した場合は、支援措置が受けられません。補助金で設備を入れるなら、同じ設備で固定資産税の軽減も取りに行くのが定石です。詳細は海南市の先端設備等導入計画のページで確認してください。
店舗側の投資なら店舗リフォーム工事補助金
工場設備ではなく店舗の改装なら、海南市店舗リフォーム工事補助金という選択肢もあります。市内の施工業者が施工する店舗リフォーム工事が対象で、補助率2分の1、限度額は営業中の店舗30万円、空き店舗50万円、都市機能誘導区域内や商店街の飲食店(空き店舗)75万円。申請期間は令和8年4月1日(水曜日)〜令和9年1月29日(金曜日)で、先着順・予算がなくなり次第終了(受付枠は30万円3枠・50万円1枠・75万円3枠)です。工事は補助金交付申請後、市から補助金交付決定通知書が届いた後に着工する必要があり、交付決定前に着工した場合は補助対象になりません(海南市店舗リフォーム工事補助金の募集)。
海南市の相談窓口とよくある落とし穴
相談先を間違えると、締切前の貴重な2週間を失います。
相談窓口
- 海南商工会議所:〒642-0002 和歌山県海南市日方1294-18/TEL 073-482-4363。中小企業等経営強化法第26条第1項に基づく経営革新等支援機関で、経営相談・融資相談に対応(海南商工会議所)
- 海南市 まちづくり部 産業振興課 商工観光班:〒642-8501 海南市南赤坂11番地/TEL 073-483-8460。市独自の補助金・先端設備等導入計画の窓口
- 和歌山県よろず支援拠点:国が設置する無料の経営相談所(和歌山県よろず支援拠点)
- 補助金事務局:制度そのものの質問は公式サイトのコールバック予約システムから。なお個別の審査内容には回答されません
よくある落とし穴
- 古い「ものづくり補助金」の情報で準備してしまう:新事業進出・ものづくり商業サービス補助金は、従来の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」とは異なる補助金です。第23次までの公募要領は使えません
- GビズIDプライムの取得を後回しにする:発行に時間がかかります。これが間に合わず断念する例が毎年あります
- 賃上げ要件を「努力目標」と誤解する:一人当たり給与支給総額年平均3.5%以上、事業場内最低賃金+30円以上(和歌山県なら令和8年10月3日発効の1,101円+30円=1,131円以上)は計画の前提条件で、目標未達の場合は補助金の返還義務が生じる場合があります
- 設備を先に発注してしまう:公式サイトの公募スケジュールには「交付決定日より前に補助事業に係る製品の購入や役務の提供に係る契約(発注を含む)等した経費は、補助対象になりません」と明記されています。発注タイミングは公募要領で必ず確認してください
- 市の補助金と国の補助金で同じ経費を二重に申請する:海南市中小企業設備投資促進事業補助金は、補助対象設備を「市の他の事業や国・県等からの補助金の交付対象となっていないもの」に限定しています。国の補助金で導入する設備は市の補助対象になりません。どちらに何を載せるかを事前に窓口へ確認してください
海南市の事業者がとるべき順番は、①GビズIDプライム取得 → ②公募要領で枠を確定 → ③海南商工会議所に計画を相談 → ④市の設備投資補助金・固定資産税特例もあわせて確認。この4ステップを今週中に着手できれば、10月30日18時の締切はまだ射程内です。

よくある質問
海南市に本社がなくても、ものづくり補助金は使えますか?
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金は国の全国公募であり、海南市内に本店があることを要件とする制度ではありません。一方で海南市中小企業設備投資促進事業補助金は「市内に本店を有し、市内で3年以上継続して事業を営んでいること」が要件です。国と市で要件が異なる点に注意してください。
製造業以外でも対象になりますか?
国の補助金は中小企業者・小規模企業者等を対象としており、製造業に限定されていません。革新的新製品・サービス枠にはサービスの開発も含まれます。ただし海南市中小企業設備投資促進事業補助金は製造業を営む事業者が対象です。
補助金はいつ入金されますか?
補助金は原則として、交付決定後に補助事業を実施し、実績報告・検査を経てから支払われる精算払いです。設備代金はいったん自社で全額支払う前提で資金計画を立ててください。具体的な時期や手続きは公募要領および交付決定時の通知でご確認ください。
申請すれば採択されますか?
いいえ。審査があり、要件を満たしていても不採択となる場合があります。採択を保証する表現を使う支援業者には注意してください。確実に取りたい場合は、要件を満たす計画を作り込み、複数の制度(国・県・市)を併走させるのが現実的です。
広告やホームページの費用も対象になりますか?
公式サイトの補助対象経費には広告宣伝・販売促進費、クラウドサービス利用費、機械装置・システム構築費が挙げられています。ただし機械装置・システム構築費の計上は必須で、広告宣伝・販売促進費だけを計上した申請はできません。枠や事業内容によって計上できる範囲も異なるため、自社の見積のどこまでが対象になるかは第1回公募の公募要領で確認が必要です。
・令和8年度(2026年度)は「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」の第1回公募が実施中。公式サイトは従来のものづくり補助金・新事業進出補助金とは異なる補助金と明記している
・第1回公募は申請受付開始令和8年9月30日(水)18時、応募締切令和8年10月30日(金)18時00分厳守、採択結果発表は令和9年1月頃(予定)
・上限は革新的新製品・サービス枠で750万〜2,500万円(賃上げ特例で最大3,500万円・補助下限100万円)、新事業進出枠・グローバル枠で最大7,000万円(賃上げ特例で9,000万円・補助下限750万円)
・基本要件は6つ(付加価値額年平均4.0%以上、一人当たり給与支給総額年平均3.5%以上、事業場内最低賃金+30円以上、一般事業主行動計画の策定・公表、子育て等に関する職場環境整備、金融機関の確認)
・海南市独自に中小企業設備投資促進事業補助金(1/10以内・上限300万円・計画書の提出は令和8年12月28日まで/設備導入前の提出が必須)と先端設備等導入計画による固定資産税の軽減がある
・相談は海南商工会議所(073-482-4363)と海南市産業振興課商工観光班(073-483-8460)へ
この記事は2026年10月5日時点の公式情報に基づきます。補助率・上限額・締切・対象経費は改定されることがあるため、申請前に必ず各公式サイトの最新の公募要領でご確認ください。
