この記事は2026年10月8日時点の公式情報に基づきます。
「展示会に出て県外の取引先を増やしたい」「ECサイトを作って全国に売りたい」。そう考えて補助金を調べ始めたものの、国・県・市の制度が入り乱れて、自分(自社)はどれが使えるのか分からなくなっていませんか。
和歌山県内の事業者が販路開拓に使える補助金は、実は「国」「県(わかやま産業振興財団)」「市町村」の3層に分かれています。締切も窓口もバラバラで、まとめて案内している公式ページはありません。だからこそ、今の時期に何を優先すべきかを先に整理します。
- 小規模事業者なら、まず国の「小規模事業者持続化補助金(一般型 通常枠)第20回」。申請受付は令和8年(2026年)11月5日〜12月15日17時。窓口は事業所所在地の商工会・商工会議所です。
- 県の「わかやま中小企業元気ファンド」は令和8年度分の募集が終了。助成率3分の2以内・上限600万円の大型制度で、次回募集は例年秋〜冬のため今から準備を始める価値があります。
- 和歌山市・有田市・橋本市は市独自の販路開拓補助金を受付中。補助率2分の1・上限10万〜70万円(市・事業により異なる)の制度で、いずれも予算の範囲内で先着順です。
この記事では、3層の関係、制度ごとの対象者・金額・締切、市町村の比較表、申請の流れと落とし穴を順に解説します。記事後半には令和8年度後半の締切カレンダーも置いていますので、最後までご覧ください。

| 制度名 | 実施主体 | 対象者 | 補助率・上限 | 申請期間 | 窓口 | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 小規模事業者持続化補助金(一般型 通常枠)第20回 | 国(中小企業庁)・各事務局 | 小規模事業者等 | 補助率3分の2・上限50万円(第20回)。インボイス特例で50万円、賃金引上げ特例で150万円、両方で200万円を上乗せ(賃金引上げ特例の赤字事業者は補助率4分の3) | 令和8年11月5日〜12月15日17時(電子申請のみ) | 事業所所在地の商工会・商工会議所 | 持続化補助金 公式サイト(商工会地区事務局) |
| わかやま中小企業元気ファンド事業 | 公益財団法人わかやま産業振興財団(和歌山県) | 県内の創業者、中小企業者、特定非営利活動法人 | 助成率3分の2以内(知事指定地域以外は2分の1以内)・上限600万円 | 令和8年度分は終了(令和7年11月17日〜令和8年1月16日) | 財団 経営支援部 073-432-3412 | 和歌山県 ファンド事業 |
| 有田市販路開拓支援事業補助金 | 有田市 | 市内に主たる事業所を有する中小企業者・個人事業主・農業者・漁業者等 | 2分の1以内・上限10万円(海外は20万円) | 令和9年2月19日まで(先着順) | 有田市 経済部ふるさと創生室 0737-22-3648 | 有田市 公式 |
和歌山県の販路開拓補助金は「国・県・市町村」の3層で考える
販路開拓の補助金は、国・県・市町村がそれぞれ別の目的と規模で用意しており、3層を把握すると自社に合う制度がすぐ絞れます。
国の制度は、小規模事業者持続化補助金が代表です。制度の目的そのものが「販路開拓」であり、展示会出展費・広報費・ウェブサイト関連費・機械装置等費が対象経費に含まれます。全国共通の制度ですが、申請には地元の商工会・商工会議所が発行する「事業支援計画書(様式4)」が必要で、和歌山の事業者は必ず地元窓口を通すことになります。
県の制度は、和歌山県が出資し公益財団法人わかやま産業振興財団が運営する「わかやま中小企業元気ファンド」が中心です。地域産業資源(農林水産物、産地の技術、観光資源)を活かした新商品・新サービスの開発と販路開拓を、上限600万円という大きな規模で支援します。財団はこのほか、展示会出展支援(補助金/集団出展)、わかやま産品商談会、取引あっせん、海外取引拡大推進プロジェクトなど、お金以外の販路開拓支援も担っています。
市町村の制度は、展示会出展料・広告宣伝費・ECサイト構築費などを、補助率2分の1・上限10万〜70万円程度(市・事業により異なる)で補助する仕組みです。和歌山市・有田市・橋本市では令和8年度の受付が続いています。金額は小さいものの、審査が比較的簡素で先着順のため、初めて補助金を使う事業者の入口として向いています。
なお、同じ経費に国と市の補助金を重ねて受け取ることは認められないのが通例です。どの層の制度をどの経費に充てるかは、申請前に窓口で確認してください。
国の制度:小規模事業者持続化補助金(第20回)は令和8年11月5日受付開始
持続化補助金の第20回公募は、公募要領が令和8年5月27日に公開され、申請受付は11月5日から12月15日17時までです。
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む販路開拓や業務効率化の費用を補助する国の制度です。事務局公式サイトには、対象経費として機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費が挙げられています。展示会出展やチラシ制作、販促用ホームページの改修など、和歌山の小売・飲食・宿泊・製造業が「次の一手」に使いやすい経費が揃っています。
第20回の主なスケジュールは次のとおりです(商工会地区 事務局公式および商工会議所地区 事務局公式より)。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 公募要領公開 | 令和8年5月27日(水) |
| 申請受付開始 | 令和8年11月5日(木) |
| 事業支援計画書(様式4)発行の受付締切 | 令和8年12月4日(金) |
| 申請受付締切 | 令和8年12月15日(火)17時 |
申請は電子申請システム(持続化補助金 電子申請システム)のみで、郵送は受け付けられません。電子申請にはGビズIDなどのアカウントが必要になるため、取得に時間がかかる点を見込んで早めに動いてください。
和歌山の窓口は、事業所の所在地が商工会議所の管轄(和歌山市など)か、商工会の管轄かで変わります。申込先が異なるだけでなく、様式4の発行も管轄窓口でしか受けられません。まずは自社の所在地を管轄する商工会・商工会議所に電話し、「第20回の様式4を発行してほしい」と伝えるところから始めてください。
県の制度:わかやま中小企業元気ファンドと産業振興財団の販路開拓支援
県レベルでは、上限600万円のわかやま中小企業元気ファンドが最大規模で、令和8年度分の募集は終了しているため次回に向けた準備期間と位置づけてください。
わかやま中小企業元気ファンド事業の要件と金額
和歌山県の公式ページによると、令和8年度のわかやま中小企業元気ファンド事業は次の内容です(和歌山県 ファンド事業より)。
| 項目 | 内容(令和8年度) |
|---|---|
| 対象者 | 県内の創業者、中小企業者、特定非営利活動法人 |
| 対象事業 | 地域産業資源(農林水産物、産地の技術、観光資源)を活用した新商品・新サービスの開発、販路開拓など |
| 助成率 | 地域資源活用分野A・B:3分の2以内/知事指定地域以外:2分の1以内 |
| 助成額 | 分野A:1事業50万円以上99万9千円以下/分野B:1事業100万円以上600万円以内 |
| 募集期間 | 令和7年11月17日(月)〜令和8年1月16日(金)※終了 |
| 助成対象期間 | 令和8年4月上旬〜令和9年2月末日 |
| 実施機関・問い合わせ | 公益財団法人わかやま産業振興財団 経営支援部(和歌山市本町2-1 フォルテワジマ6階)TEL 073-432-3412 |
ポイントは、「地域産業資源を活用するか」で助成率が変わることです。みかん・梅・備長炭・熊野の観光資源など、和歌山らしい素材や技術を活かした商品開発と販路開拓であれば3分の2以内、それ以外は2分の1以内になります。審査があり、採択されなければ助成は受けられません。
令和9年度分の正式な公募は、2026年10月8日時点で公式発表がありません。ただし財団の支援策紹介資料(令和8年8月現在)には、公募時期「11月下旬〜1月下旬(予定)」、補助対象期間「令和9年4月上旬〜令和10年2月下旬」と記載されています。参考値として、令和8年度分は令和7年11月17日〜令和8年1月16日に募集されました。予定どおりであれば、今秋に公式ページの更新を確認し、事業計画と見積の準備を始めるのが現実的です。制度の詳細は財団の案内ページ(わかやま中小企業元気ファンド)も参照してください。
わかやま産業振興財団のその他の販路開拓支援
財団が公開している令和8年度の支援策紹介資料(財団支援策 紹介資料(令和8年8月現在))では、「新しい取引先を開拓したい」事業者向けに次のメニューが示されています。
- 展示会出展支援(補助金/集団出展)
- わかやま産品商談会in和歌山(バイヤーとの商談機会)
- 取引あっせん(受発注のマッチング)
- 海外取引拡大推進プロジェクト
- わかやま農商工連携ファンド事業(資料では「新たな取り組みをしたい」の区分。県内中小企業者と農林漁業者が連携した新商品・新サービス・新たな生産方法・新たな販売方法の開発を支援。令和8年度は助成額50万円以上300万円以内・助成率3分の2以内で、募集は終了)
展示会出展支援補助金(国内個別出展支援事業費補助金)は、財団公式ページによると補助率2分の1以内・補助額10万円以上50万円以内で、対象経費は小間料・会場装飾料などです。令和8年度分の募集(令和8年2月13日〜3月13日)は終了しており、募集は例年2〜3月頃です。次回の募集状況は財団 経営支援部(073-432-3412)または上記資料でご確認ください。

市町村の制度:和歌山市・有田市・橋本市の販路開拓補助金を比較
市町村の販路開拓補助金は補助率2分の1・上限10万〜70万円(市・事業により異なる)で、いずれも予算の範囲内で先着順のため年度の後半ほど予算切れのリスクが高まります。
| 市 | 制度名 | 対象事業 | 補助率・上限 | 申請期間(令和8年度) | 窓口 |
|---|---|---|---|---|---|
| 和歌山市 | 和歌山市ビジネスチャンス創出支援補助金 | ①国内販路開拓(県外・和歌山城ホール・オンラインの見本市等への自社製品の出品)②海外販路開拓(海外・オンラインの見本市等への出品)③自社製品改良④新製品広告宣伝⑤ECサイト構築(自社ECサイト新設・初めてのモール型ECサイト出店)。年度につき1事業のみ | 2分の1(千円未満切り捨て)。上限は①40万円②70万円③50万円④20万円⑤30万円。補助対象経費の合計が20万円(④は10万円)未満は対象外 | 令和8年4月1日〜令和9年1月29日(予算枠に達し次第終了)。事業完了期限は令和9年2月26日 | 和歌山市 商工振興課(本庁舎10階) 073-435-1233 令和8年度 募集要項(PDF) |
| 有田市 | 令和8年度有田市販路開拓支援事業補助金 | ①県外・海外で開催される展示会、見本市、商談会等への出展・参加 ②海外・インバウンド向けの販路開拓 |
①2分の1以内・上限10万円(海外は20万円) ②2分の1以内・上限10万円 |
令和9年2月19日(金)まで。先着順で予算がなくなり次第終了 | 有田市 経済部ふるさと創生室 ブランド推進係 0737-22-3648 有田市 公式 |
| 橋本市 | 新商品開発補助金・販路開拓等支援補助金(ECサイト構築事業/販路開拓事業) | ECサイト構築事業:ECサイト構築やデザイン制作等の外部委託、専門家謝金・旅費、サービス利用料、広告宣伝費 販路開拓事業:市外で開催される展示会等への出展(出展料、展示装飾費、委託費、借料、旅費、通信運搬費、広報費、雑役務費) |
ECサイト構築事業:2分の1以内・上限20万円(年度1回限り) 販路開拓事業:2分の1以内・上限20万円(年度1回限り) |
両事業とも令和8年4月6日(月)〜令和9年1月29日(金)必着。事業期間は交付決定日〜令和9年2月26日(金) | 橋本市 経済推進部 産業振興課 0736-33-1247 橋本市 公式 |
有田市は、対象者に「中小企業者及び個人事業主、又は農業者・漁業者及びそれらで組織される団体」を明記しており、みかん農家や漁業者も使える点が特徴です。対象経費は、展示会出展なら会場借上費・展示装飾費・広告宣伝費・旅費・人件費・通訳翻訳費、海外・インバウンド向けなら広告宣伝費・翻訳料などで、補助額は千円未満切り捨てです。
橋本市のECサイト構築事業は、対象者が「市内に主たる事業所を有する中小企業者、農林水産業者、市内の組合・団体」などで、市税の滞納がないこと、暴力団員でないことが条件です。消費税は対象外で、事業期間内に経費の支払いまで完了させる必要があります。
和歌山市のビジネスチャンス創出支援補助金は、見本市出展からEC、広告宣伝、商品改良まで幅広い販路開拓を1つの制度でカバーしています。令和8年度の募集要項(PDF)によると、補助率は2分の1、上限は事業ごとに20万〜70万円で、交付申請は令和8年4月1日から令和9年1月29日まで(予算枠に達し次第終了)、事業完了期限は令和9年2月26日です。対象者は中小企業基本法上の中小企業者で、市内に事務所・事業所を有し(個人は市民で市内に事務所を有すること)、市税の滞納がないことなどが条件です。申請前に最新の要項をご確認ください。
田辺市・新宮市・海南市・御坊市など上記以外の市町村についても、独自の販路開拓・展示会出展補助を設けている場合があります。各市町村の商工担当課または商工会にお問い合わせください。
対象者・対象経費の共通ルール:何が使えて何が使えないか
国・県・市の制度は細部が違っても、対象者と対象経費の考え方には共通点があり、ここを押さえると申請の失敗を減らせます。
対象者に共通する条件
- 所在地要件:市町村の制度は「市内に主たる事業所を有する」こと、県の制度は「県内」であることが前提です(有田市・橋本市・県の公式に明記)。
- 税の滞納がないこと:有田市は「市税等を滞納していない者」、橋本市は「市税納期限到来債務がない」ことを条件にしています。
- 事業規模:国の持続化補助金は「小規模事業者等」が対象で、業種別の常時使用する従業員数で判定されます。第20回公募要領では、商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)は5人以下、宿泊業・娯楽業と製造業その他は20人以下です。
対象になりやすい経費・なりにくい経費
- なりやすい:展示会の出展料・会場借上費・展示装飾費、チラシやWeb広告などの広告宣伝費、ECサイト構築の外部委託費、通訳・翻訳費。
- 制度により異なる:旅費(有田市は対象、橋本市ECは専門家旅費のみ)、人件費(有田市は展示会事業で対象)。
- なりにくい:消費税(橋本市は対象外と明記)、交付決定前に発注・支払いした経費、汎用性が高く販路開拓との関係が薄い物品。
どの制度でも、「交付決定の通知を受けてから発注する」が鉄則です。展示会の申込を先に済ませてしまうと対象外になる恐れがあります。
申請の流れと令和8年度後半の締切カレンダー
申請は「窓口を決める→計画と見積を作る→交付申請→交付決定後に実施→実績報告→入金」の順で進み、どの制度も補助金は後払いです。
- 窓口を決める:国なら所在地を管轄する商工会・商工会議所、県なら財団 経営支援部、市なら上表の担当課に電話し、受付状況と予算残を確認します。
- 事業計画と見積を用意する:出展する展示会名、制作するECサイトの仕様、広告の媒体と期間を具体化し、業者から見積を取ります。
- 交付申請:国は電子申請のみ、橋本市は持参または郵送、有田市は市役所ふるさと創生室ブランド推進係への提出(提出方法は有田市の公式サイト・公募要領でご確認ください)、和歌山市は商工振興課へ郵送または持参です。持続化補助金は様式4の発行締切(12月4日)が申請締切より早い点に注意してください。
- 交付決定後に実施:発注・支払い・出展を事業期間内に終えます。橋本市・和歌山市は令和9年2月26日までに支払いまで完了が条件です。
- 実績報告と入金:領収書・写真・成果報告を提出し、確定後に振り込まれます。立替資金の確保が必要です。
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 令和8年11月5日(木) | 持続化補助金 第20回 申請受付開始 |
| 令和8年12月4日(金) | 持続化補助金 事業支援計画書(様式4)発行の受付締切 |
| 令和8年12月15日(火)17時 | 持続化補助金 第20回 申請受付締切 |
| 令和9年1月29日(金) | 和歌山市ビジネスチャンス創出支援補助金 交付申請締切(予算枠に達し次第終了) |
| 令和9年1月29日(金)必着 | 橋本市 ECサイト構築事業・販路開拓事業 申請締切 |
| 令和9年2月19日(金) | 有田市販路開拓支援事業補助金 申請締切(先着順) |
| 令和9年2月26日(金) | 橋本市 ECサイト構築事業・販路開拓事業、和歌山市ビジネスチャンス創出支援補助金 事業完了期限 |
| 11月下旬〜1月下旬(予定・正式公募は未発表) | わかやま中小企業元気ファンド 令和9年度分募集(財団の支援策紹介資料 令和8年8月現在)。参考値:令和8年度分は令和7年11月17日〜令和8年1月16日 |
よくある落とし穴
- 先着順の予算切れ:有田市は「予算がなくなり次第終了」と明記。締切日より早く閉まる前提で動いてください。
- 交付決定前の着手:出展申込や制作発注を先に済ませると対象外になります。
- 同一経費の重複申請:国と市で同じ出展料を二重に申請することはできません。経費を分けるか、どちらか一方に絞ります。
- 様式4の締切見落とし:持続化補助金は商工会・商工会議所の書類発行が先。12月4日を過ぎると12月15日の申請に間に合いません。
- 補助は後払い:全額を一度自社で支払う必要があります。資金繰りを先に確認してください。

よくある質問
和歌山の事業者から特に多い、対象・併用・時期についての疑問に公式情報の範囲でお答えします。
個人事業主や農家でも販路開拓補助金は使えますか?
制度によります。有田市は対象者に「個人事業主」「農業者・漁業者」を明記しています。橋本市は「中小企業者、農林水産業者、市内の組合・団体」などが対象です。国の持続化補助金は小規模事業者が対象で、個人事業主も含まれますが、従業員数などの要件は公募要領でご確認ください。
国の持続化補助金と市の補助金は併用できますか?
同じ経費に対して両方から補助を受けることは、通例認められていません。たとえば展示会の出展料を市の補助金に、販促チラシを持続化補助金に、と経費を分ければ併用できる場合があります。可否は各制度の要領と窓口で必ず確認してください。
わかやま中小企業元気ファンドの次回募集はいつですか?
2026年10月8日時点で、令和9年度分の正式な公募は公式発表されていません。財団の支援策紹介資料(令和8年8月現在)では公募時期「11月下旬〜1月下旬(予定)」とされています。参考値として、令和8年度分は令和7年11月17日〜令和8年1月16日に募集されました。最新情報は和歌山県の公式ページと、わかやま産業振興財団 経営支援部(073-432-3412)でご確認ください。
すでに申し込んだ展示会の費用をさかのぼって補助してもらえますか?
原則としてできません。橋本市・和歌山市の事業期間は「交付決定日から」、有田市は事業実施の30日前までに申請して交付内定を受けることが前提で、国の制度も交付決定前の経費は対象外です。次回以降の出展に向けて、申込前に交付申請を済ませてください。
ホームページやECサイトの制作費は対象になりますか?
橋本市のECサイト構築事業は「ECサイト構築やデザイン制作等を外部に委託する費用」を対象に、2分の1以内・上限20万円で補助します。和歌山市のビジネスチャンス創出支援補助金もECサイト構築事業(2分の1・上限30万円)を対象に含めています。国の持続化補助金は「ウェブサイト関連費」が対象経費にありますが、単独では申請できないなどの条件があるため公募要領でご確認ください。
まとめ:和歌山で販路開拓補助金を使うなら今日やること
和歌山県の販路開拓補助金は国・県・市町村の3層があり、今の時期は国の第20回と市町村の先着制度が本命です。
- 小規模事業者は持続化補助金 第20回(受付11月5日〜12月15日)に向け、今すぐ管轄の商工会・商工会議所へ連絡する。
- 和歌山市・有田市・橋本市の事業者は市の販路開拓補助金を先着順で確保する。有田市は令和9年2月19日、橋本市(ECサイト構築・販路開拓)は令和9年1月29日必着、和歌山市は令和9年1月29日(いずれも予算到達次第終了)。
- 地域資源を活かした大型の商品開発・販路開拓はわかやま中小企業元気ファンドの次回募集(例年秋〜冬)に向けて計画を温める。
- どの制度も交付決定前の発注はNG・補助は後払い。
この記事は2026年10月8日時点の公式情報に基づきます。制度の内容は変更される場合がありますので、申請前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
