この記事は2026年9月25日時点の公式情報(みなべ町・和歌山県・みなべ町商工会・持続化補助金事務局〈商工会地区〉)に基づきます。
「みなべ町で使える補助金を全部知りたい」「梅の改植や空き家の改修に町の補助はあるのか」と探していませんか。和歌山県みなべ町の補助金は、町の総務課・産業課・うめ課、和歌山県、JAわかやま、中小企業庁と実施主体がばらばらで、公式サイトを渡り歩かないと全体像が見えません。しかも令和8年度(2026年度)は、空き家除去の受付が12月18日まで、果樹の改植支援は秋に募集予定など、時期を逃すと1年待ちになる制度が並んでいます。
・農業向けは新規就農(年最大165万円)・梅の改植・スマート農機など町+県+JAの三層構造
・事業者向けは小規模事業者持続化補助金をみなべ町商工会経由で使うのが基本線(第20回公募は2026年12月15日締切・補助上限50万円+特例上乗せ)
この記事では、みなべ町公式サイト・和歌山県公式・みなべ町商工会・持続化補助金事務局(商工会地区)で確認できた制度を「事業者向け」「住民向け」「農業向け」の3表に整理し、注目制度3つの中身、申請の共通手順、よくある質問まで一気に解説します。最後に、締切順に動くための優先順位も示します。

| 制度名 | みなべ町の補助金・助成金(令和8年度 一覧) |
|---|---|
| 実施主体 | みなべ町(総務課・産業課・うめ課)/和歌山県(日高振興局)/JAわかやま/中小企業庁(持続化補助金) |
| 対象者 | みなべ町内の小規模事業者・個人事業主・梅など農業者・移住者・町民(新婚世帯・住宅取得者・空き家所有者) |
| 補助率・上限 | 制度ごとに異なる(例: 空き家改修2/3・上限80万円、若者新築1/10・上限100万円、空き家除去2/3・上限60万円) |
| 申請期間 | 制度ごとに異なる(例: 空き家除去は令和8年5月7日〜12月18日) |
| 窓口 | みなべ町総務課 0739-72-2051/みなべ町産業課 0739-72-1337/みなべ町商工会 0739-74-2308 |
| 公式URL | みなべ町公式サイト/みなべ町商工会 |
みなべ町の事業者向け補助金・助成金一覧【令和8年度】
事業者向けは「国の持続化補助金を商工会経由で使う」+「梅干製造業など町独自の産業支援」の2本立てです。
| 制度名 | 対象 | 上限・補助率 | 締切 | 窓口 | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|
| 小規模事業者持続化補助金(一般型) | 商工会地区(みなべ町)の小規模事業者 | 補助率2/3(賃金引上げ特例に申請する赤字事業者は3/4)・上限50万円。インボイス特例+50万円、賃金引上げ特例+150万円、両方該当で+200万円(第20回公募) | 第20回:2026年11月5日受付開始〜12月15日17:00締切(様式4発行受付は12月4日まで) | みなべ町商工会 0739-74-2308 | 持続化補助金事務局(商工会地区)/第20回公募スケジュール |
| みなべ町梅干製造業雇用維持支援補助金 | 国の雇用調整助成金の支給決定を受けた町内の梅干製造業者(町税完納が条件) | 休業手当等の1/6以内(町上限単価日額2,217円)×月間休業等延日数・1事業者あたり上限50万円 | 令和8年1〜9月休業分は令和8年12月28日、令和8年10〜12月分は令和9年3月31日、令和9年1〜9月分は令和9年12月28日 | みなべ町産業課 0739-72-1337 | 町公式 |
| わかやま中小企業元気ファンド/わかやま農商工連携ファンド | 食品製造・加工関連の中小企業等(地域資源を活用した新商品・新サービス開発) | 2/3以内(令和8年度支援策より) | 公募時期は財団公式で確認 | わかやま産業振興財団 経営支援部 073-432-3412 | 町農業支援策PDF |
| 経営革新支援(経営革新計画) | 新製品開発・販路開拓に取り組む中小企業等 | 随時募集(補助率の記載なし) | 随時 | わかやま産業振興財団 | 同上 |
| 空き家改修支援事業補助金(事業主枠) | 対象空き家で事業を行う事業主も対象に含む | 対象経費の2/3・上限80万円 | 年度末までに工事完了 | みなべ町総務課 0739-72-2051 | 町公式 |
小規模事業者持続化補助金(小規模事業者が販路開拓に取り組む経費の一部を国が補助する制度)は、みなべ町では商工会議所ではなくみなべ町商工会が「事業支援計画書(様式4)」の発行窓口になります。第20回公募(商工会地区)は補助率2/3・上限50万円(インボイス特例+50万円、賃金引上げ特例+150万円、両方該当で+200万円)、申請受付は2026年11月5日〜12月15日17:00、事業支援計画書(様式4)の発行受付締切は12月4日です。申請前に必ず事務局公式の公募要領(第8版)でご確認ください。
みなべ町の住民向け補助金一覧【移住・空き家・結婚・住宅】
住民向けは総務課が窓口の4制度が中心です。若者の新築と結婚新生活は「5年以上住み続ける意思」、空き家改修は「完了翌年度から10年間の活用」が要件です。
| 制度名 | 対象 | 上限・補助率 | 締切 | 窓口 | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|
| みなべ町空き家改修支援事業補助金 | 移住者・Uターン者・二地域居住者・事業主・地域貢献活動実施者・対象空き家の所有者等 | 対象経費の2/3・上限80万円(わかやま空き家バンク登録物件のみ・DIY不可・県内事業者へ発注) | 交付申請年度の末日までに工事完了 | 総務課 0739-72-2051 | 町公式 |
| みなべ町若者定住促進新築住宅取得支援事業補助金 | 登記日に18〜39歳(配偶者含む)または中学生以下の子を扶養する人 | 対象経費の1/10・上限100万円 | 登記から1年以内 | 総務課 0739-72-2051 | 町公式 |
| 令和8年度みなべ町結婚新生活支援事業補助金 | 令和8年1月1日〜令和9年3月31日に婚姻・夫婦とも49歳以下・所得合計500万円未満 等 | 夫婦とも29歳以下は最高60万円/49歳以下は最高30万円(住居費・引越費用) | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日に支払った経費が対象(申請締切は公式ページに記載なし・総務課へ確認) | 総務課 0739-72-2051 | 町公式 |
| みなべ町不良空き家等除去補助金(令和8年度) | 1年以上使われていない空き家の所有者・相続人等 | 除却費の2/3以内・上限60万円(倉庫は30万円) | 令和8年5月7日〜12月18日(予定20戸・先着順) | 総務課 0739-72-2051 | 町公式 |
| 和歌山県移住支援金 | 東京23区在住者・東京圏から23区へ通勤していた人がみなべ町へ移住(就業・テレワーク等の要件あり) | 世帯100万円・単身60万円・18歳未満の帯同1人につき100万円加算 | 移住後1年以内に町へ申請(予算範囲内) | 和歌山県地域振興課 073-441-2371/みなべ町総務課 0739-72-2051 | 和歌山県公式 |
子育て関連の現金給付(出産祝金など)は、町公式サイトの「くらし」カテゴリに個別ページとして掲載されている場合があります。本記事では上記4制度+県の移住支援金を公式で確認しました。それ以外はみなべ町公式サイトの各担当課ページでご確認ください。

みなべ町の農業向け補助金一覧【梅・果樹・新規就農】
農業向けは町が毎年「みなべ町における農業支援策」として国・県・町・JAの制度を一覧化しており、梅産地ならではの改植・病害虫・ハウス支援が特徴です。
| 制度名 | 対象 | 上限・補助率(令和8年度) | 締切 | 窓口 | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|
| 新規就農者育成総合対策(就農準備資金) | 就農希望者(就農時49歳以下) | 年額最大165万円・最長2年 | 年度ごと(協議会へ確認) | みなべ町産業課 0739-72-1337 | 町公式PDF |
| 新規就農者育成総合対策(経営開始資金) | 認定新規就農者(就農時49歳以下) | 年額最大165万円・最長3年 | 同上 | 産業課(事務局) | 同上 |
| 新規就農者育成総合対策(経営発展支援事業) | 認定新規就農者 | 補助対象事業費の3/4以内(上限事業費1,000万円) | 同上 | 産業課 | 同上 |
| 経営継承応援事業 | 親の農業経営を継承する認定新規就農者(経営開始時60歳以下・年齢要件は産業課へ要確認) | 定額50万円 | 同上 | 産業課 | 同上 |
| みなべ町うめ産地支援(町単独) | ウメ生育不良園地で改植・土壌改良を行う農業者団体・農協等 | 伐採費・資材費の1/2以内 | 要確認 | JAわかやまみなべ営農販売センター/産業課 | 同上 |
| 果樹経営支援対策(改植・新植) | 計画に位置付けられた担い手 | 改植17万円/10a・新植15万円/10a等の定額 | 令和8年度募集は9月頃を予定(令和8年度PDF記載) | JAわかやまみなべ営農販売センター 0739-72-1174 | 同上 |
| 次世代につなぐ果樹産地づくり事業(スマート農機・ハウス・省エネ) | 農業者・農業者団体・農協等 | 県1/3以内+町1/6以内 | 要確認 | 日高振興局農業水産振興課 0738-24-2926 | 同上 |
| 省力化・スマート農業推進対策(JA単独) | JA組合員(ドローン・草刈機・選別機等) | 事業費(税別)の30%以内・上限30万円 | 要確認 | JAわかやまみなべ営農販売センター | 同上 |
| 農作物鳥獣害防止総合対策 | 農業者団体等 | 防護柵2/3以内・免許10/10以内 | 要確認 | 産業課 0739-72-1337 | 同上 |
| 農地利用効率化等支援交付金 | 認定農業者等(機械・施設の導入) | 3/10以内 | 要確認 | 産業課 | 同上 |
備長炭関連については、町の農業支援策PDFには個別の補助制度の記載がなく、みなべ町うめ課(0739-33-9310)または日高振興局でご確認ください。世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」に関わる薪炭林の保全は、多面的機能支払や中山間地域等直接支払(いずれも産業課窓口)で扱われる場合があります。
みなべ町で特に注目したい補助金3選【令和8年度】
金額が大きく、要件がはっきりしている3制度を取り上げ、「誰が・いくら・何に注意するか」を掘り下げます。
①みなべ町空き家改修支援事業補助金(上限80万円)
対象経費の2/3・上限80万円で、令和7年度から対象者が「移住者・Uターン者・二地域居住者・事業主・地域貢献活動実施者・空き家の所有者等」まで広がりました。空き家を店舗や事務所にする事業主も対象に含まれる点が、事業者にとっての最大のポイントです。注意点は4つ。わかやま空き家バンクに登録された物件が対象(未登録・居住中の家屋は対象外)、対象空き家の売買または賃貸借契約の締結が条件(Uターン者は不要)、DIYは対象外で県内事業者への発注が必須、交付申請した年度の末日までに工事完了です。着工前に総務課へ相談し、交付決定を受けてから契約する順番を守ってください。
②みなべ町若者定住促進新築住宅取得支援事業補助金(上限100万円)
登記日に本人または配偶者が18〜39歳、あるいは中学生以下の子を扶養していれば、住宅新築の対象経費の1/10(上限100万円)が補助されます。申請は登記から1年以内、5年以上の定住意思、自治会加入と地域活動への参加、町税の滞納なし、令和4年4月1日以降の取得という要件があります。玄関・台所・居室・風呂・トイレを備えた居住用住宅が対象なので、事業所併用住宅は事前に総務課へ確認しましょう。
③新規就農者育成総合対策+町・JAの就農支援(年最大165万円)
梅産地みなべ町で新たに農業を始める49歳以下の人は、国の就農準備資金(研修中・年最大165万円・最長2年)→経営開始資金(就農後・年最大165万円・最長3年)→経営発展支援事業(機械・設備の3/4以内)と段階的に使えます。さらにJA単独のスタートアップ支援(上限30万円)、ステップアップ支援(上限150万円・1/2以内)、町の経営継承応援事業(定額50万円)が重なり、親の梅園を継ぐ後継者にも使える設計です(併用不可の組み合わせあり)。窓口は町産業課とJAわかやま紀州地域本部営農指導課(0738-20-9026)で、数値は令和8年度版「みなべ町における農業支援策」に基づきます(受付状況は要確認)。

みなべ町の補助金申請の共通手順と注意点
どの制度も「交付決定前に契約・着工すると対象外」という順番のルールが共通で、これを外すと満額どころか一円も出ません。
- 窓口に電話で事前相談:住民向け=総務課(0739-72-2051)、農業=産業課(0739-72-1337)またはJA営農販売センター(0739-72-1174)、事業者=みなべ町商工会(0739-74-2308)。年度予算の残りと受付状況を必ず聞く
- 要件チェック:年齢・居住年数の意思・町税の滞納なし・暴力団関係なし・過去受給なし。ほぼ全制度で共通
- 見積書の取得:空き家改修は県内事業者、農機はJA・販売店の見積が必要。相見積を求められる場合あり
- 交付申請→交付決定:決定通知が届くまで契約・着工・支払いをしない
- 事業実施→実績報告→請求:領収書・写真・登記事項証明書などを揃える。年度末(3月31日)までに完了が条件の制度が多い
持続化補助金は上記に加えて、経営計画書を作成し商工会に「事業支援計画書」を発行してもらう工程が入ります。第20回公募では様式4の発行受付締切が2026年12月4日(申請締切12月15日の11日前)に設定されているので、そこから逆算して商工会に相談してください。
よくある質問
みなべ町の補助金で問い合わせの多い4点を、公式で確認できた範囲で答えます。
Q1. みなべ町の補助金は町外の人でも使えますか?
制度によります。空き家改修支援は移住者・二地域居住者・事業主が対象に含まれるため、これから移住・出店する人も使えます。若者定住の新築補助や結婚新生活支援は、みなべ町に住民登録して5年以上住み続ける意思があることが条件です。
Q2. 事業者向けの補助金はどこに相談すればいいですか?
まずみなべ町商工会(谷口308-1、0739-74-2308)です。持続化補助金の計画書作成支援、融資斡旋、経営相談を無料で受けられます。農産物の加工・販売や6次産業化は、日高振興局農業水産振興課(0738-24-2926)やわかやま産業振興財団(073-432-3412)も窓口になります。
Q3. 梅の改植に補助はありますか?
あります。国の果樹経営支援対策(改植・新植の定額補助)と、町単独の「みなべ町うめ産地支援」(生育不良園地の伐採費・資材費1/2以内)が令和8年度版支援策に掲載されています。果樹経営支援対策は令和8年度募集を9月頃に予定と記載があるため、JAわかやまみなべ営農販売センター(0739-72-1174)に最新の受付状況を確認してください。
Q4. 空き家の解体にも補助が出ますか?
出ます。令和8年度の不良空き家等除去補助金は、1年以上使われていない空き家の所有者・相続人等を対象に、除却費の2/3以内(住宅は上限60万円、倉庫は上限30万円)を補助します。受付は令和8年5月7日〜12月18日(予定20戸・先着順)で、解体前の申請が必須です。
Q5. 令和8年度の情報はどこで最新を確認できますか?
みなべ町公式サイトの「くらし」「しごと」カテゴリ、和歌山県公式、みなべ町商工会サイト、持続化補助金事務局(商工会地区)の4か所です。本記事は2026年9月25日時点の内容のため、申請時は必ず公式の最新ページをご確認ください。
まとめ:みなべ町の補助金は「締切が近い順」に動く
みなべ町の令和8年度の補助金は、住民向け4制度・県の移住支援金・農業向け10制度以上・事業者向けの持続化補助金と、規模の割に選択肢が豊富です。
・果樹の改植・園地整備は9月頃の令和8年度募集をJAで確認
・移住・出店なら空き家改修(上限80万円)、若者の新築は登記から1年以内に申請
・事業者はみなべ町商工会で持続化補助金の次回公募に備えて経営計画を作り始める
・持続化補助金は第20回(2026年11月5日〜12月15日)に向けて商工会へ早めに相談する
迷ったら、まず総務課(0739-72-2051)・産業課(0739-72-1337)・みなべ町商工会(0739-74-2308)のいずれかに電話し、「この記事の制度は今年度まだ受け付けているか」を聞くところから始めてください。
この記事は2026年9月25日時点の公式情報に基づきます。制度の内容・金額・締切は変更されることがあるため、申請前に必ず各公式サイトでご確認ください。
